宮崎県は温暖なイメージがありますが、山間部や渓谷を中心に紅葉の名所が点在しています。霧島連山の雄大な紅葉、渓谷の自然美、神話の舞台とされる神社など、秋の観光と合わせて楽しめるスポットが豊富です。例年の紅葉の見頃は10月下旬〜11月下旬。ここでは、人気・景観・アクセス性を踏まえ、2025年版の宮崎県の紅葉名所7選をランキング形式でご紹介します。
第1位:えびの高原(えびの市)
霧島連山の麓に広がる宮崎を代表する紅葉名所。標高1,200mの高原一帯には、ミズナラやカエデ、ドウダンツツジなどが植生し、秋には一面が赤や黄色に染まります。霧島連山を背景にした紅葉の風景は圧巻で、登山やハイキングを楽しむ人々にも人気です。
- 見頃時期:10月下旬〜11月上旬
- アクセス:九州自動車道えびのICから車で約30分
第2位:高千穂峡(西臼杵郡高千穂町)
柱状節理と紅葉が織りなす神秘的な渓谷美。国の名勝・天然記念物にも指定されている高千穂峡では、断崖絶壁を覆うモミジやイチョウが色づき、真名井の滝とのコントラストが幻想的です。遊歩道や貸しボートから紅葉を楽しむのもおすすめです。
- 見頃時期:11月中旬〜11月下旬
- アクセス:九州自動車道松橋ICから車で約2時間/JR延岡駅からバスで約1時間30分
第3位:五ヶ瀬渓谷(西臼杵郡五ヶ瀬町)
宮崎県内で最も早く紅葉が始まる渓谷。標高が高く朝晩の冷え込みが強いため、例年10月中旬頃から色づき始めます。渓谷沿いには遊歩道が整備されており、清流と紅葉を間近に感じながら散策が楽しめます。
- 見頃時期:10月下旬〜11月上旬
- アクセス:九州自動車道松橋ICから車で約2時間/熊本市内から車で約2時間半
第4位:関之尾滝(都城市)
日本の滝百選に選ばれた名瀑と紅葉のコラボレーション。幅40m・高さ18mの壮大な滝周辺にはモミジや雑木林が広がり、滝と紅葉、そして石橋の調和が美しい光景を作り出します。遊歩道も整備され、滝壺近くから紅葉を間近に眺めることができます。
- 見頃時期:11月中旬〜11月下旬
- アクセス:宮崎自動車道都城ICから車で約15分
第5位:高千穂神社(高千穂町)
神話の舞台と紅葉の調和が美しい古社。境内にはモミジやイチョウが植えられており、朱塗りの鳥居や社殿とのコントラストが印象的です。夜にはライトアップも行われ、幻想的な雰囲気を楽しめます。
- 見頃時期:11月中旬〜11月下旬
- アクセス:九州自動車道松橋ICから車で約2時間/高千穂峡から徒歩約10分
第6位:綾の照葉大吊橋(東諸県郡綾町)
吊橋の上から望む照葉樹林と紅葉の絶景。全長250m・高さ142mの吊橋からは、渓谷を彩る紅葉と常緑の照葉樹林の対比が楽しめます。周辺には遊歩道や展望台もあり、秋の自然を満喫できます。
- 見頃時期:11月中旬〜11月下旬
- アクセス:宮崎自動車道宮崎西ICから車で約50分
第7位:行縢山(延岡市)
滝と山岳紅葉を楽しめる登山スポット。標高831mの行縢山は、山肌全体が赤や黄色に染まるダイナミックな紅葉が魅力です。行縢の滝(日本の滝百選)周辺でもモミジが色づき、滝と紅葉の競演を楽しめます。
- 見頃時期:11月上旬〜11月中旬
- アクセス:JR延岡駅から車で約20分
まとめ|宮崎県は霧島・渓谷・神社・滝など紅葉スポットが多彩
宮崎県の紅葉名所を7カ所ご紹介しました。えびの高原や五ヶ瀬渓谷など標高の高いエリアの紅葉は早く、高千穂峡や関之尾滝では晩秋まで楽しめます。神話や自然とともに、秋ならではの宮崎の風景を満喫してみてください。